エックスサーバー&Xserverビジネスサービスでは、メール認証技術であるDMARCの設定を簡単に行える「DMARC設定」機能を追加しました。さて、それでどうなるのでしょう。
DMARCとは
まず、DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)とは電子メールにおける送信ドメイン認証技術のことだそうです。
送信ドメイン認証のためのSPFおよびDKIMを強化する仕組みで、送信側がSPFやDKIMの認証が失敗した場合の対応を「DMARCポリシー」として宣言することで、受信側は認証失敗時にこの「DMARCポリシー」を参照して、受信メールをどのように扱うかを判断します。これにより、ドメインのなりすましや、そのほかの不正なメール送信を制限できます。
本設定を行うことで、Gmailをはじめセキュリティ基準の高いメールサービスに対して、メールの到達性を向上させるほか、なりすましメールの送信防止対策としても有効に活用できます。
結局どういうことなのか?というと、無い頭でまとめると。
この機能がついたことで、送ったメールは間違いなく自分が送信したもので、受信する相手側に伝える送信ドメイン認証の技術により、なりすまし防止にもなるし、「安心してください、送ってますよ」と信頼してもらえる安全安心度合いが向上した、と言えるのはないでしょうか。
ちなみに、先の文中にわからないIT略語があったので簡単に整理。
1.2. は日本ネットワークインフォメーションセンター様から引用
エックスサーバー&エックスサーバーBusinessの機能追加
これを踏まえて、この機能はエックスサーバーのサーバーパネル上からクリックのみで「DMARC設定」が可能で、専門知識のない方でも、簡単にメールセキュリティを強化できるというわけです。
今回の対応により、既に対応していたSPF、DKIMも含め、主要な送信ドメイン認証技術すべてに対応し、エックスサーバーを利用することで、法人等でのより厳格な用途におけるメールの利用が可能となりました。
いずれもサーバーパネルから簡単に設定が可能です。
エックスサーバー&Xserverビジネスの機能追加の概要
提供開始日
2024年1月9日(火)
対象サービス
エックスサーバー 全プラン
Xserverビジネス 全プラン
対応内容
サーバーパネル内に「DMARC設定」機能を追加しました。
本機能では以下2つの設定が可能です。
(1)DMARCポリシー設定
なりすましなど、メールの差出人としてドメインが第三者に不正利用された際に、受信者側の処理方法を指定できる設定です。
(2)レポート通知設定
なりすましなど、メールの差出人としてドメインが第三者に不正利用された際に、指定のメールアドレス宛に通知ができる設定です。
利用方法
サーバーパネル内「DMARC設定」機能からご利用いただけます。
詳しい利用方法は以下マニュアルを参照ください。
◇[エックスサーバー]「DMARC設定」機能
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_mail_dmarc.php
◇[Xserverビジネス]「DMARC設定」機能
https://support.xserver.ne.jp/manual/man_mail_dmarc.php
また、機能向上したエックスサーバーを利用するにあたり、現在実施中のキャンペーンでお得に申込みできるよう、以下に簡単にまとめましたので参考にしてみてください。
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